携帯サイト(ガラケーサイト)を探す7つの方法+α

ガラケーサイトを探す方法って意外とわからないよね!

ということで、今回はその方法をまとめてみます。

真っ当なガラケーサイトを探すには

■モバイルデザインアーカイブを見る

モバイルサイトデザイン集のモバイルデザインアーカイブ 公式サイト

有名サイトではありますが、話題になったのが少々前なので知らない人もいるかもしれません。

Flashをバリバリ使った綺麗なサイトや、企業サイトなど、比較的リッチなガラケーサイトが2000件近く紹介されています。サイトのキャプチャーも掲載されているため、デザインの参考サイトを探す際には一番良いサイトでないでしょうか。

またこちらのサイトに掲載されているガラケーサイトをまとめた書籍もあるようなので、併せて参考にすると便利そうですね。

携帯サイト年鑑2010
携帯サイト年鑑2010
モバイルデザインアーカイブの本。Ver.2.0 (携帯Webコレクション)
モバイルデザインアーカイブの本。Ver.2.0
モバイルデザインアーカイブの本。―携帯Webコレクション
モバイルデザインアーカイブの本。
■モバイルYahooカテゴリを見る

http://view-mobile.dir.yahoo.co.jp/y/

なんだかんだで王道な探し方である、モバイルYahooカテゴリ。

個人系サイトはあまり掲載されていませんが、企業系のサイトを探すのであればなんだかんだで一番打倒な探し方であるかと思います。

一方、最近ではSEO会社と仲良くサイト審査をしているようなので、正直なとこ新着サイトの多くは、「良いサイト」というより「モバイルSEOを頑張ろうとしているサイト」である、という認識が良いかもしれません。

また問題として、PCからチェックしようとすると、超絶見づらいビュアーからサイトをチェックしなければなりません。なのでガラケーからアクセスするのが基本かと思います。

■imenuのメニューリストを見る

超基本中の基本ですが、効果の出るサイトを探す時にはこの方法がベターであるケースが多いです。というのも公式サイトのメニューリストは、アクセス数により掲載順位が決定されているため、上位のサイトほど基本的に頑張っているからです。

なので、勝手サイトのリニューアルを考える際にはジャンル問わず、掲載順位が高めのサイトを大量に見て、各サイトの良いところをマネする、というのは結構良い方法であったりします。

ただ掲載順位が高い=ユーザーに使われているサイトでない場合もあるので注意してください。アクセスを広告で買っているサイトも多いので。

ディープな携帯サイトを探すには

■うごくひと2ランキングを見る

無料の携帯アクセス解析「うごくひと2」: 商用利用可

以前、うごくひと2を使ってみた。 - webの人 @ryryoで紹介した、ガラケーサイト用のアクセス解析を利用しているサイトの、ユニークアクセス数ランキングです。

おそらく一番使われているガラケーサイト用アクセス解析であり、意外と大手サイトも利用をしているため、非常に良いリストです。純粋にアクセス数の多いサイトが掲載されているため、「どんなガラケーサイトが流行っているのか、まったく想像が出来ない・・」という人にも見ることをオススメできます。

あの非モテSNS - 恋人が居ない人限定でネガティブな毒を吐き出すあなたの居場所もランキングの上位にいるのが驚きですね。頑張っているんだなぁ。

■携帯コンテンツ(仮)板を見る

5chbbs..

はい、きた2ちゃんねる!ということで、マニアックな板ではありますが、たまに見てみると楽しい板です。「○○サイトを集めるスレ」みたいなスレッドがちょいちょいあるので、気になるジャンルのスレがあったら開いてみると良いでしょう。

ただ問題として、やはり業者が多いです。貼られているURLの8割は業者サイトだと思ったほうが良いです。僕の場合は、スレッド内URLをすべて抽出してから、ガラケーで一つ一つチェックしていくという、地味な作業を繰り返していた良い思い出があります。

■携帯ソーシャルブックマークサイトを見る

ブクマ! モバイルソーシャルブックマーク

いくつか存在する、携帯ソーシャルブックマークサイトですが、この「ブクマ」が比較的機能しているように見受けられます。

ユーザーが作っているリストのため、中々にディープなサイトが見つかり楽しいです。ヤフカテでは絶対に見つからないような、「出会い系サイト化しているメル友募集掲示板」や、「ヴィジュアル系バンドをやっている麺と、バンギャが出会うサイト」なんかが出てきて、とっても残念です!

■携帯の大手ランキングサイトを見る

携帯ランキング「imodeBEST100」|登録無料|モバイルサイトのアクセスアップ&サーチ・検索

ぶっちゃけ機能しているランキングサイトなどほとんど存在しないのですが、imodeBest100は老母なので比較的まともなサイトが掲載されている場合が多いです。軽く目を通しておいたほうが良いかなと思います。

このランキング以外には、「AWALKERRANKING」携帯サイトランキングあたりがそこそこ良かったのですが、最近はちょっと微妙なかんじでした。着うたカテゴリがあったころが全盛期か・・ ※モバイルブラックジョー*1

モバイルデザインアーカイブの中の人に教えていただいた内容を追記

ということで、いままで携帯サイトを10万件以上は楽勝に見ているという凄まじい方のガラケーサイトの集め方。

■ヤフーカテゴリモバイルの新着登録サイトを見る

ガラケーから”Y!カテゴリTOP→「今日のオススメ」→「新規登録サイト」”
で、ヤフカテモバイルの新着サイトがチェック可能。最近の傾向をチェックするためには、この方法でウォッチすると良さそうです。

■モバイルデザインアーカイブ以外のリンク集を見る

case:MobileDesign! モバイルサイトのデザイン紹介ブログ
http://mobamiru.kayac.com/

どちらも結構内容が豊富なようです。やはりこの手のサイトのほうが、デザインの参考を探すには良いですね。

■モバイルサイトも作っていそうなサイトへ、UAを切り替えてアクセス

PC&モバイル両方へ対応しているサイトは、UA(ユーザーエージェント)を携帯に偽装してアクセスすると、携帯用のページへ転送される場合があります。そのため大手企業サイトのモバイルサイトをチェックしたい場合なら、FireMobileSimulatorというFireFoxアドオンを利用すると良いです。

Top - FireMobileSimulator.org

■電車の中吊りや、コンビニの商品のQRへ片っ端からアクセス

「モバイルのキャンぺーンサイトを作らなければならなった!」という場合には、この方法が良いかもしれません。ある意味ネットよりも"旬"なデザインを見ることかできるので、オススメな方法。

というか、ガラケーサイトに携わっている人なら、QRを見つけたらとりあえずアクセスしてみるっていうのは、結構普通な行動ですよね。営業の人とかにはだいたい奇特な目で見られるけれど。

エントリを書いた切っ掛け

単純に最近僕が携帯サイトを探し狂っているためです。

以前、初心者がPHPを3ヶ月で独学した方法 - webの人 @ryryoで書いたとおり、現在絶賛PHPの勉強中だったりします。で、「プログラム覚えるんだったら、やっぱり掲示板だろ」という、中二病的な思いつき&どうせならガラケー対応で、という発想に。

そこでガラケー掲示板サイトを最近探し回っているわけです。そのついでに集めた掲示板のまとめサイトも作ろうかと思ったり。

掲示板まとめ的なリンク集サイト

作成予定地。本当に作ったらまた追ってエントリに書きますが、飽きないかが心配。非常に心配。

僕自身、元々ある程度ガラケーサイトを探すのには詳しかったりはします。しかし、それでも中々面倒だったり忘れることも多いので、方法をブログにまとめておこう!と思い、このエントリを書くことにしました。

「真っ当なサイトを探す方法」と「ディープなサイトを探す方法」に分けた理由

今回、その方法を紹介するにあたり、探す方法を2つの系統に分けてみました。一つ目は「真っ当なサイトを探す方法」そして二つ目は「ディープなサイトを探す方法」です。

真っ当なサイトというのは、例えばデザインが綺麗なサイトや、企業の公式サイトといったものを差しています。PCサイトのガラケー版を作成する際には、こちらの方法でガラケーサイトを探すと良いかもしれません。

この真っ当なサイトのほうが基本的に、デザイン面では優れています。しかし一方で、掲示板サイトの場合などだと「デザインは綺麗だけど、全然流行っていない。」というケースが多々見受けられます

そこで必要となってくるのが、「ディープなサイト」を探す方法です。「一見デザインは微妙なことはあるけど、ユーザー数が多く活発に活動をしているサイト」というイメージ。

ガラケー文化がより根強く反映されているようなサイトです。一つのwebサービスとして"ガラケーサイトオンリー"でヒットを狙う場合には、このようなサイトをよく研究することが必要になってくるかもしれません。

というわけで、「真っ当なサイトを探す方法」「ディープなサイトを探す方法」に分けて、ガラケーサイトを探す方法をご紹介しました。

実際に携帯サイトを探す時

僕は今回、ガラケー掲示板を探すにあたって上の方法をすべて実行しており、多くの場合そうするようにしています。というのもやはり、各方法ごとに見つかるサイトが結構違うのですよね。なので、多種多様なサイトをサイトを探すために、いろいろな方法でサイトを探しています。

さらに言うと、"どの方法で探してもヒットするサイトを探す"、という目的も含まれています。結局どの方法で探すにしても、「本当にそのサイトが流行っているか」はわからないのですよね(掲示板とかはわかりやすいけれど。)その時、どんな探し方をしても出てくるサイトというのは、やはり人気なサイトである可能性が高いと言えます。

だからこそデザインが良いサイトを探すのでなく、「流行っているサイト・人気なサイト」を探したいのであれば、一つの方法だけでなく、複数の方法でガラケーサイトを探すことオススメします。


また、やはりサイトはPCからでなく、ガラケーでチェックするようにしています。そもそもPCからのアクセスを制限しているサイトが多いから、というのもありますが、携帯画面からでないとわからない"良さ"が垣間見えるからです。

簡単なところでいうと、画面の横幅が違う!ということに始まり、PCから見た際には大丈夫であった配色が、ガラケーから見た際には文字がとても読みづらい、ということもあります。そして、ファーストビューに何を納めているか、といった情報もPCからは読み取ることができない要素です。

そして自身が、ある程度携帯サイトを扱うのに慣れている必要があると思います。慣れているユーザーだからこそ、「アクセスキーがないサイトは不便」と感じたり、「アダルトサイトは、この辺が入り口だよね」という感覚があるはず。笑

その感覚があるかないかで、作成されるサイトの細部に違いが出てくるのでないかなぁと思っていたりします。

そんなこんなで最近の通勤時間には、

こんなサイトリストページを作って、黙々とガラケーサイトを見続けたりしております。

最後に

他にも良いガラケーサイトを探す方法があればぜひ教えてください。その他、ご感想などもtwitterまで。

http://twitter.com/ry_tan
よろしければフォローしてください。

ニコ動系音楽イベント「アンプラ」へ行ってきた

変態的変態プロベーシスト、H.J.Freaksさんも出演されるということで、某動画投稿サイトの動画投稿者方々が自主的に開催している「アンプレ」というコンサートイベントへ行ってきました。

アンプレ公式サイト

unplugged afternoon in Tokyo

本題

会場は東京の錦糸町駅近く「すみだトリフォニーホール」。普段はオーケストラが盛大な演奏をしているであろう会場です。そんな会場で某動画サイトのイベントがやっているとはすげーなーと、純粋に思います。

昨今では都内のライブハウスで、よく某動画サイト系の音楽イベントをやっていることは知っていました。しかし、コンサートホールでやっているのは聞いたことがなかったため、面白そう!と興味本位に勢いで見に行ってきました。

そんなわけで当日券で見にいったのですが、見に来ている人の数が半端なかった。あまり詳細を把握せず行ったのですが、そのホールは観客席のキャパが1800名`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブーッ。しかもほぼ満席`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブーッ

演奏は3部構成に別れていて、第一部がグランドピアノ+ギター+ドラム+ボーカルのジャズ的な編成。第二部がボーカルなしのグランドピアノ+ギター+ベース+ドラムという構成。第三部が第一部の構成に、20名近くのオーケストラ隊が加わった構成でした。

選曲はボカロ系やゲーム系のものもありましたが、どちらかというと一般の邦楽・洋楽系が多く、非常に聞きやすかったです。やっぱ某動画サイト系の音楽ばかりだとくどいところがあるので、良いバランスだったと思います。

また、某動画サイト系音楽イベントというと、ボーカル系イベントが多いように思います。そのため「演奏したみた」系の動画が好みの僕としては、中々いく機会がなかったり。しかし、今回のイベントは演奏者にもフォーカスしており純粋に楽しめました。


の人が、

を弾いていたり、

の人が、

を弾いていたりで、素晴らしかったです。

壮大な身内ネタには違いないとは思いますが、身内ネタで1800人が埋まるのはやっぱりすごいですね。数年前は、某巨大掲示板サイトの大規模オフスレであった、

http://matrixinjapan.cool.ne.jp/

等でも、すげーと思っていたわけです(懐かしすぎる)。ネットで数十人でも集まればすげーと思っていたのに、今では数千名の集客力があるというのはやはり個人的には驚きです。(オフ会とコンサートでは、イベントのスタイルが全然違うとはいえ。)

これが某動画サイトの偉い人が言っていた"一般化"ということの一端なのかもしれません。

今回のイベントで印象的だったのは、女性客の多さです。男性:女性は2:8か3:7ぐらいでした。それに関しては以前のニコニコ大会議台湾2011 OfficialWebsiteでも言われたいたことですが、やはり間近で見ると身をもって実感できました。

ちなみに男性は草食系メガネ。女性は・・「友達は女友達がほとんどで、なんか無印良品にいそうな子」、というかんじでした(この表現で伝わるかわからないけれど。笑)

あとさらにいえば、若い女性(高校生や大学生?)の方は数名のグループで見に来ているケースが非常に多かったです。男性や30代以上ぐらいの女性は基本ソロでしたが、若い女性に関しては、グループで来ている率がかなり高かったように見えました。

女子学生が知人達と複数人で、某動画サイトのイベントに来るっていうのはすごいことですね。男性はその辺、"一般化"的なことを考えると影響力が少ないのだと思います。女性のほうが、「ネットとリアルの境界線」みたいなものが少ないんですかね?

一応若者に入る僕ですが、男友達を誘って某動画サイトのイベントいこーぜーとはあまり思わないです。ネットはネットで個人として楽しむって要素が強く、それを友達と共有しよう!みたいな感覚が薄いのですよね。

とはいえ、某動画サイト初期には、男性コアユーザーの獲得が大事だったはずです。やはり男性ユーザーのほうが動画制作者になる割合が多いでしょうし、面白いものを作れる可能性が高いと思うので。

ただ、あるフェイズまで言った段階で、制作されたコンテンツを「みんなで消費してくれる。」のは、割合女性のほうが多いのだと思います。なので最近の某動画サイト公式イベントでも、女性が好みそうなことを多く企画しているのは、良い狙いなのでないかなーと。

女性にモテる、とわかればイケメン系投稿者も増えるでしょうし。

そんなこんなで、webサービスを流行らせて行く上で、初期から女性層を狙う!というわけでなく、成長期になった段階から女性層も狙っていく、というのがよくある流れなのでないかなと感じることができたイベントなのでした。

今北産業


が格好良くて、
惚れた。

そういえば

twitterもやっています。よろしければフォローしてください。
http://twitter.com/ry_tan

初心者がPHPを3ヶ月で独学した方法

ウェブサービスを作りたい!と思い、先輩方々のブログを見ていると、やはりPHPを身につけたい!と思いますよね。

http://blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/51026443.html
とか、
http://d.hatena.ne.jp/taan/20101104/p1
とか。

そんなわけで僕もここ最近PHPの勉強をしていたので、その時の記録を綴っておこうと思います。ちなみに今現在、例えばこれぐらいのものは作成できるようになっています。

MysqlAPIを、とりあえず扱うことができた、というレベルです。で、ここに至るまでの経緯ですが、その前に、元々の僕スペックを晒しておこうと思います。

  • HTMLやCSSは、ある程度書ける。
  • MTやWPのカスタマイズも、ある程度できる。
  • 既存のCGIPHPのソースを見て、ちょっと文章を書き換えたりぐらいはできる。
  • データベースやAPIといった技術の概念はなんとなくわかる。
  • 「こんなことがしたい!」と思いぐぐっていると、なぜかPHPのソースが書かれた記事に到達する。(フリーソフトとかじゃ満足できなくなってくる。)

PHPでどんなことができるのか。」というぼんやりしたイメージはあったけれど、実際にそれをどう書いたらわからない、そんな状態でした。

なので、「プログラミングってよくわかんない。イメージもつかない。」という方はこの記事は参考にならないかもしれません。そういう方の場合は@egachanこと、えがちゃんさんのように、デジハリリナックスアカデミーといったスクールに行ったほうが良いかもしれません。

ちなみに僕は座学を学校で勉強していると速攻で眠くなるタイプなので、スクールという選択肢はありえませんでした。

PHPを勉強していった流れ

というわけで本題ですが、ざっくり言うとこの繰り返しで勉強していきました。

  1. PHP本を探す。
  2. 本に沿って、勉強してみる。
  3. よくわかんなければ、違う本を探す。

ありがちですが、僕も本でPHPを勉強しました。

んで、最初まずどのような本を選んだかですが、本屋さんによくある「一週間で出来る・・」とか「サルでも出来る・・」って類の本は、まず却下。立ち読みでわかりますが、ほとんどがわかりづらい本です。

「んー、わかりやすい本ないし、とりあえず有名なやつ買ってみるか。」と考え、最初に買ったのがこの本。

・・悪い本ではなかったですが、失敗でした。この本を1/4ぐらいまでとにかく読み進めたのですが、後半に行くにしたがい、頭の中で理解できない状態に。数学の教科書を黙々とただ読んでいる、というような感覚でした。

なので「習うより慣れる」って本の方が良いな、と思いこの本はパタリ。

(この本で基礎知識/用語身につけられたのは、なんだかんだ良かったです。ただ、実践的ではないし、別段説明がわかりやすい、というわけでもありませんでした。)


そんなわけで、次の本を探そうとしたわけですが、難しいのが本のチョイス。本屋さんにいっても良い本がわかりません。そこで一つ閃きました。

2ch見れば良いんじゃない?』

その閃きに従い、WEBプログラミング板へ。すると思惑どおり、PHP関連の書籍についてのスレがありました。少々荒れ気味でしたがログを漁っていけば、いろいろ本が紹介されているはずです。

そしてそこで見つけたのがこの本。


絶版本ですが、中古で購入できます。

(2010/11/08 追記)紹介前、在庫が数冊あったのですが、現在は中古本も品切れ状態のようです・・。追加出品を待つか、ヤフオク辺りを探してみると良いかもしれません。

個人的にはこの本が大当たり。Mysqlを使ったサイトを作る方法が、丁寧に書かれています。本書の冒頭にはこう書かれていました。

「本書を最後までひととおり体験してみてください。そうすれば、PHPがどのようなものであるのか、Mysqlがどのようなふるまいをするのかといった全体像が見えてくるはずです。」

まさにそのとおりの内容だったと思います。本の内容に沿って作業を進めていく中で、PHPの全体像を知ることができました。

2chのスレ内には、「この本を読めば、PHPでなんでもできる気になれる。本当はそこからが大変なんだけれどね。」といった感想も書かれていましたが、本当にその感想がぴったりの一冊です。

「俺、PHP使えてるぜー!」という錯覚に陥ることができます。笑

なので、まずはこの本がオススメ。まず第一歩が踏めるはずです。


とはいえ、この本だけで作りたいサイトが作れるようになるわけではありません。PHPの全体像がわかる本ではありますが、その反面、あえて細かいことがすべて省かれている本なので。

そのためこの本を使い終えると、「PHPの全体像はわかったから、実際に○○したい時に、どう書けばいいかが知りたい。」という状態になります。

そこで買ったのがこの2冊。

2冊ともいわゆる逆引き本で、「○○をしたい。」「○○を求めたい。」といった目的別の目次が並んでいます。

Mysql入門以前」で、基礎はできているはずなので、あとは困ったことをこの2冊で使い解決していく、ということを繰り返していくことで、知識が積み重なっていきます。

・・ここまでくれば、とりあえず僕ぐらいのPHP初心者にはなれるはずです。


あとは、「APIを扱いたい」とか、「セキュリティ知識を身につけたい」とか、「フレームワークを扱いたい」とか、より目的が明確になってくるため、勉強はしやすくなっていきます。

ある程度のことであれば、Googleで解決できるようになっているはず。

その段階にたどり着く前の、「わからないことがわからない状態」を突破するのが、一番最初の関門だと思います。

その関門を当エントリを参考に、クリアしてもらえればと思います。

最後に

あと最後に、大事なのは、とりあえず身につけた知識を使ってサイトを作りまくることだと思います。僕もすでにPHPを使い、5サイト以上作成しましたが、その中でどんどん知識が研ぎ澄まされてきているように思います。

同じ処理をするにも、1サイト目でやった方法と5サイト目でやった方法を比べると、5サイト目に書いた方法のほうが明らかにスマートです。それに加え「もっとスマートにできるだろうな。」ということが感覚的にわかります。

「経験値」ばかりは本を読んでどうにかなる問題ではないので、とにかく実践していくしかありません。

どうせ最初に作ったサービスがヒットするわけないので、技術を磨きつつ、どんどんアイデアを出していくと良いと思います。技術の幅が広がれば自然のアイデアの幅も広がっていきますし。

「あ、こんなこともできるじゃん。」と。

その瞬間のために、僕もまた勉強を進めていきたいと思います。

よろしければ

このエントリを書いている途中に知ったエントリです。
http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/50134744.html

MySQL入門以前」の他にもいくつか初心者向け書籍を紹介している様子。最初にこんなエントリに出会いたかった・・

(2010/11/08追記)上記エントリで紹介されている、「速効!図解プログラミングPHP + MySQL」ですが、Mysqlへの接続方法の書き方が良くなく、この一冊だけで勉強するのは危険とのことです。


ですので、他の本と併用し、この本に書かれているソースコードは利用せず、復習用に読む程度に留める、というほうが良いかと思います。

あとtwitterもやっています。よろしければフォローしてください。
http://twitter.com/ry_tan

補足

3ヶ月というのは、3ヶ月間お休みの日(主に土・日・祝)に勉強していたということです。なので日数でいうと、24日。実際はサボった日も多いので10〜15日程度だと思います。

ニコニコ生放送でアリーナに入るUWSCスクリプト

UWSC=マクロソフト

最近、公式のニコニコ生放送に面白い番組が増えてきましたね。というわけで、アリーナに入るためのマクロを。開演時間前、画面に貼り付く必要がなくなるので便利です。

開演の30分前ぐらいになったら、「http://live.nicovideo.jp/watch/lv*****」ぺージをIEで開いて、これを回しとけばだいたいアリーナに入れるはず。(「http://live.nicovideo.jp/gate/lv*****」だとNGです。)

※HTMLに変更が加わったら、正しく動作しなくなるかも。とりあえず2010/09/28現在のニコ生旧ver/新ver共に動作を確認しています。

IE = GETACTIVEOLEOBJ("InternetExplorer.Application")

open = IEGetData(IE,"TAG=STRONG",2) + ":00" // 開演
print "開演時間:" + open
open = CHGMOJ(open, ":", "" )
now = ""

Repeat
sp = IE.Document.Body.InnerText
IFB POS("開場まで、あと", sp) > 0
	print "一分以上前【" + IE.document.title + "】"
	sleep(30)
ELSE
	GETTIME()
	now = G_TIME_HH2 + G_TIME_NN2 +G_TIME_SS2
	print now

	IFB open = now
		IE.refresh()
	ENDIF

	sleep(0.5)
ENDIF
Until open = now

そういえば以前、
ニコニコ生放送でアリーナに入る方法
こんな記事がありました。その中にこんな情報が。

そして50分になったら…まだ慌てるような時間じゃない。50分ジャストには開きません。今までの経験上50分と5秒くらいで開きます。Windows の時計の秒針が5秒を指した瞬間にブラウザの更新ボタンをクリックします(もしくは F5 キーを押す)。これでうまくいけば一桁に入れます。

ただ最近はもうちょい早くなってるみたいですね。50分ジャストとか、それよりちょい前に開いているかんじがします。

なのでこのマクロでIEをリロードさせる時間を、1秒単位で削っていけばアリーナ一桁に入れるようになるかもしれません。(現行では0秒ジャストにリロードさせてる。)

とはいえ、今のままでもとりあえずアリーナ最前列に入れることが多いっぽいので、そこまでしなくて良いかな、というかんじです。

はてブユーザーをTwitterで見つけられる、かもしれないUWSCスクリプト

前回の記事、まさか1000名を超える方にはてぶしていただけるとは思いませんでした。ありがとうございます。細かいことにほとんど触れていない記事ですが、ちょっとでも役立つのであれば嬉しいです。

手っ取り早く携帯サイトを作成する時のhtmlテンプレート

というわけで今回の内容ですが、このはてぶしてくれた方々をtwitterで探すにはどうしたら良いのか、というもの。

<●><●>


だいぶ前のものですが、こんなブックマークレットもありましたね。

はてブユーザーを Twitter で見つけられる、かもしれないブックマークレット

基本的にこれと同じく、はてなIDをtwitterIDに当てはめるという作業をしよう思ったわけですが、なにぶん件数が多いとたくさんクリックしていられなかったり、実際には存在しないID・プライベートモードなIDも多いと思います。

というわけで、その辺を解決できそうなUWSCというマクロソフトのスクリプトを書いてみました。

前々準備

まずはてぶ一覧ページからIDの一覧リストを作成。ここもスクリプト組めよって話ですが、秀丸ですぐできてしまう作業なので別にいいや、と。

はてなブックマーク - 手っ取り早く携帯サイトを作成する時のhtmlテンプレート - webの人

上記ページのソース開いて秀丸に貼り付けて、正規表現を使ったりしてリストを作ります。下記マクロを利用してソースコードをソートすると、楽かもしれません。

秀まるおのホームページ(サイトー企画)−重複行を削除する簡易マクロ Ver.2.09

そんなこんなで一覧を作成できたら、エクセルを開き、IDの文頭に「http://twitter.com/」をつけたものをA列に貼り付けておきます。

UWSCスクリプト

そしてもう一準備必要ですが、先にスクリプトをぺたり。

//初期設定
EXCEL = GETACTIVEOLEOBJ("EXCEL.Application")

//開始 エクセルのCOUNTA関数で、完了数とURLの総数を、D1・E1に書いておく
start = Excel.ActiveSheet.range("D1").value;
end = Excel.ActiveSheet.range("E1").value;

FOR i= start TO end
	url = "A" + i
	url = Excel.ActiveSheet.range(url).value;

	//ソースから「アカウントが存在しない場合」「プライベートモードな場合」を判断
	Str = GETPAGESOURCE1(url)
	Str1 = pos("Sorry, that page doesn’t exist!",str)
	Str2 = pos("このユーザーはツイートを非公開にしています。",str)
	print "str1:" + Str1
	print "str2:" + Str2

	//結果をB列に書き込む
	write = "B" + i
	ifb str1 > 0
		//存在しない
		excel.range(write).value = "存在しない"
	ELSEIF str2 > 0
		//非公開
		excel.range(write).value = "非公開"
	ELSE
		//存在する
		excel.range(write).value = "存在する"
	endif

	sleep(1)
NEXT


// ウェブページのソース取得
FUNCTION GETPAGESOURCE1(PageURL)
  COM_ERR_IGN  //COMエラー無視
  msXMLhttp = CREATEOLEOBJ("Microsoft.XMLhttp")
  msXMLhttp.open("GET", PageURL, 0) //async=false(=0)
  msXMLhttp.send()
  RESULT=msXMLhttp.responseText
  COM_ERR_RET  //COMエラー無視
FEND

今回、twitterIDの存在チェック結果をエクセルのB列に書いていくスクリプトを書いたわけですが、チェックを何回ループするか(何行目から何行目までのリストをチェックするのか)の指定をエクセルのCOUNTA関数を使って、D1・E1に書いておきます。

D1には存在チェックができているIDの数を、E1にはIDの総数を書くようにします。つまりD1が「=COUNTA(B:B)」で、E1が「=COUNTA(A:A)」です。

結果この段階で、こんなかんじの画面になるはずです。

そしてここまで下準備ができたら、このエクセルを開いたままスクリプトを実行します。すると、B列にIDのチェック結果が書かれていきます。

途中でストップをしても先ほど書いたCOUNTA関数のおかげで途中から再スタートすることができます。ちなみにチェックをしている途中の画面はこんなかんじ。

それでチェックが完了したら、B列基準でソートすればokですね。ちなみに今回のチェック結果は約半分のIDの存在が確認できた、というところです。でも実際アクセスしてみると、外人アカウントだったりで、はてなID=twitterID率は6割ぐらいかなぁという感覚でした。(全部見てないけど。)

複数のURLにまとめてアクセスする方法

本題とはそれますが、備考として。

こうしてたくさんできたURLリストですが、これに一つ一つアクセスするのは手間だったりするかもしれません。その場合は、各URLの文頭に「start 」とつけてコマンドプロンプトにぺたっとすると早いです。

やりすぎるとブラウザが止まりますし、F5アタックのようなものなので、一度に5〜10URL程度が適当だと思います。

UWSCについて

というわけで、こんなことに使えるUWSCのご紹介がてらな記事でした。導入的な使い方はこの書籍に書いてあるので、興味ある方はチェックしてみてください。

Windows マクロテクニック
小林 シンヤ
翔泳社
売り上げランキング: 109305
おすすめ度の平均: 4.0
5 素晴らしい
4 マクロへの扉を開いてくれる本
2 無題
5 読みやすいと思うよ。

手っ取り早く携帯サイトを作成する時のhtmlテンプレート

最近phpをいじるがてら、ひさびさに携帯サイトに触れているためメモメモ。

携帯サイトで装飾を入れるとなるとi-cssが云々って話があったりしますが、正直テストサイトでそんな面倒なことをしていられないので、だいたい以下のようなhtmlで作成しています。

とりあえず携帯サイト作りたい時テンプレート

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//i-mode group (ja)//DTD XHTML i-XHTML(Locale/Ver.=ja/2.3) 1.0//EN" "i-xhtml_4ja_10.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" xml:lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="application/xhtml+xml; charset=Shift_JIS" />
<meta name="description" content="ディスクリブション文章" />
<meta name="keywords" content="メタキーワード" />
<meta http-equiv="Pragma" content="no-cache" />
<meta http-equiv="Cache-Control" content="no-cache" />
<title>サイトタイトル</title>
</head>
<body bgcolor="#FFFFFF" vlink="" link="" alink="" text="">
<font size="-2">

<marquee bgcolor="#666666">
<font size="-2" color="#FFFFFF">マーキー文章</font> 
</marquee>

<div align="center">
<img src="./img/logo.gif" /><!-- ロゴ画像 -->
</div>

<table width="100%">
  <tr>
    <td bgcolor="#666666" align="center"><font color="#ffffff" size="-2">インフォメーション</font></td>
  </tr>
</table>
サイトの概要文章<br />
サイトの概要文章<br />
サイトの概要文章

<table width="100%">
  <tr>
    <td bgcolor="#666666" align="center"><font color="#ffffff" size="-2">メイン</font></td>
  </tr>
</table>

サイトのメイン文章<br />
サイトのメイン文章<br />
サイトのメイン文章

<hr />

<table width="100%">
  <tr>
    <td bgcolor="#CCCCCC" align="center"><a href="http://" accesskey="0"><!-- トップページURL -->
      <font size="-2">(c)2010 - サイトタイトル</font></a>
    </td>
  </tr>
</table>

</font>
</body>
</html>

文字コードについて

phpを触っているとイラっとすることが多いShift_JISに。UTF-8とかだと一部機種で文字化けするためやむを得ず。

ただ、絵文字を扱うことを考えるとSJIS-WINが良いらしいです。前に詰まって放置してることなのですが、ちゃんと絵文字変換のスクリプトとかも扱いたい人は「SJIS-WIN 携帯」とかでぐぐると幸せになれると思います。

DOCTYPEについて

「DOCTYPEをこれにすれば、携帯検索エンジンから携帯サイト扱いされる」みたいな話がありますが、2009年秋ぐらいからGoogleモバイルもマシになってきているようなので、厳密にこれにしないとダメって話はない気がします。

一応上記のDOCTYPEとか、モバイルっぽいものにしておけば無難。厳密に調べたい人はGoogleのドキュメントを読むと良いのでないでしょうか。

http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=jp&answer=72462

キャッシュを消す

サイトの手直しをしていると、「あれ?更新内容が反映されない。(特にau)」って場合は、端末にキャッシュが残っている時なので、下記のコードをhead内に書いといて、キャッシュを消しておくようにします。

<meta http-equiv="Pragma" content="no-cache" />
<meta http-equiv="Cache-Control" content="no-cache" />

細かい話はこの記事等を参考にすると良いと思います。
http://blog.tofu-kun.org/071207110211.php

フォントサイズについて

実際はいろいろ面倒な話があるようですが、font size="-2"でだいたいカバーできるので、とりあえずの時はこれで良いんじゃないでしょうか。

フォントサイズ-2にする理由については、昔いろいろとこの記事に書きました。
http://d.hatena.ne.jp/moba13/20090421/1240319098

一部背景色を変えたい時。

これまた下記記事でいろいろ書きましたが、ぶっちゃけtableタグで十分だと思います。
http://d.hatena.ne.jp/moba13/20080422/1208853787

たしかドコモの902シリーズからtableタグに対応しており、auはもっと前から対応していたはずなので、8割9割方tableタグで問題ないです。

ちなみに横のレイアウトを組みたいときも、tableを使っています。こんなかんじ。

<table width="100%">
<tbody><tr>
<td width="80">
	<img alt="" src="" height="60" width="80">
</td>

<td>
	<font size="-2">
	<a href="">---</a>
	</font>
</td>
</tr></tbody>
</table>

絵文字について

「oshima」というソフトでドコモ絵文字のものを利用しています。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se240690.html

ドコモ・au間は、絵文字の相互変換がそこそこちゃんとされますが、ソフトバンクでは絶望的に違う絵文字に変換されることがあります。ただ、シェアが低いSBガラケーは華麗にスルーしておkであれば、このソフトで対応してしまいます。

最後に

「個人で作るサイトなんで、古い携帯とか知りません! ソフバ?みんなiPhoneでしょ?」という場合は、こんなレベルのhtmlで良いんじゃないでしょうか。細かいこと(各タグの対応端末とか)が知りたい人は、以下のような書籍を購入されるのが良いのではないかと。

携帯端末用Web制作バイブル 第2版



最近残念なことは、はてな界の神ガラケーサイト運営者maikatanガラケーサイトに関する記事を書いてくれないことです。この記事とかよかったですよね。

■携帯サイトのアクセスアップ、リリース1週間で1日2万PVにする方法
http://d.hatena.ne.jp/taan/20100408/p1

その他携帯コーディングについて、読むとお得な記事

■永久保存版!?携帯コーディング、これだけ読めばすぐできる!(テンプレートのおまけつき)
http://design.kayac.com/topics/2010/09/mobile-template.php

■一歩上行く!携帯HTML/XHTMLデザイン・コーディング術(第一弾)
http://d.hatena.ne.jp/mobile_design/20100215/p1

(2010/09/21追記)携帯でのtableタグについて

なにやらすさまじい記事がUPされていたので、リンクしておきます。Livedoorさんパネェです!

■ケータイサイトのtableタグの特徴と、5つのデザイン例&ソース
http://blog.livedoor.jp/ld_directors/archives/51504303.html

参考までに、月間120億PVあるケータイ livedoor調べでは、table対応端末の割合は99.2%、非対応の割合は0.8%と、ほぼtable対応端末で閲覧されているので、いろいろなサイトで利用しています。

ぉー、体感95%は行ってると思ったら実際はそんなところなんですね。よく「今の携帯シェア的に古い携帯はまだまだ多いから・・」なんていう話があるとは思います。

ただ実際のところ、携帯webを使う人がそんな古い端末を利用しているわけがないんですよね。古い端末を利用しているのは、電話やメールしか利用しないユーザーのはずです。

というわけで、tableタグについて素晴らしいまとな記事のご紹介でした。

よろしければ

twitterもやっています。よろしければフォローしてください。
http://twitter.com/ry_tan

2010年の「twitter」「mixiアプリ」「ニコニコ生放送」について考えてみる。

さてさて、いろいろあった2009年ですがなんとなく、振り返ってみたいと思います。

2009年に自分がよく利用したなーと思うサービス

なんだか一発屋サービスがやけに多かった2009年ですが、継続的に利用しているサービスはこれぐらいかな、というとこです。


ちなみに、僕の中でmixiアプリは2つのパターンに別れていて、それは

の2パターン。

馴れ合うだけのゲームなんてつまらないので、ここは前提として切っておきます。

古き良き文化が戻ってきた2009年

そんなわけで、よくよく考えてみると、「twitter」と「ブラウザ三国志」は、僕が5年ぐらい前に楽しんでいたサービスの要素を持っているなと思ったり。

もちろん+αな要素があるからこそ、これだけ流行ったのだと思うのですが、
システム的基盤自体はさほど変わらないよねーという話です。

リアルでは知らない人とコミュニケーションを取るサービスが戻ってきた気がする。

もはや2008年のことなんてほとんど覚えていないのですが、やっぱり2年前ってmixiの年だったと思うのですよね。

それっていうのは、つまりリアルでの知り合いとコミュニケーションを取る場であるわけです。

で、その市場(リアル知人とのコミュニケーションを取る場)っていうのが寡占状態になったため、
「ネットを通して、自分と趣味趣向が合う人と出会ってコミュニケーション取ろうよ。」っていうサービスが、改めて流行ってきたように感じています。

ニコニコ生放送も知らない人とのコミュニケーションを取る場ですしね。

知らない人とコミュニケーションを取るサービスが今後も流行り続けるのか。

そんなわけで知らない人とコミュニケーションを取るサービスが増えたわけですが、今後そんなサービスが流行続けるのか、というのが今後の問題点であると思います。

なぜに僕が、チャット・MMOに飽きたのか。

mixiは3年も4年もいじっているわけですが、チャットなんかは今まったくやっていないので、その辺りからまず考えてみることにします。

  • 知らない人と話すのも、だんだん飽きてくる。
    • 同じグループで話していると、話がループしてくる。
    • 新規参入者が減ってくると、その状態がさらに悪化。
  • webだけの関係は、維持するだけの価値を感じることができない。時間の浪費でしかない。と思ってしまう。

の2つぐらいですかねー。

webだけの関係は普通続かないから、それを長引かせる工夫が必要。

なんてことを考えると、今僕が使っているサービスというのは優秀だなぁと改めて思います。

mixiアプリ(サンシャイン牧場系)
  • そもそもwebだけの関係をベースに置いていない。
  • 新しいゲームタイトルが入ってくる頻度が高い。
mixiアプリ(ブラウザ三国志系)
  • サンシャイン牧場なんて馴れ合いでつまんねぇ。ということに気がつくと、ふと目に入る。
  • ユーザー数が圧倒的に多い。ユーザー数が多いネットゲームは面白い。
twitter
  • 話をするグループを変えるのが比較的楽。めんどくさいけど。
  • 相手のリアルでの肩書きがだいたいわかる風潮がある。
    • 相手への(リアル生活に対する)尊敬が生まれやすい。
ニコニコ生放送
  • 「配信者」と「視聴者」という関係なので、コミュニケーションサービスとしては結構異質。
    • 面白い配信者が登場しつづける限り飽きづらい気がする。

ポイントをまとめるとこんなかんじになるのかな?

リアル知人ベースのサービスの場合
    • リアルの知人と楽しめるゲームだと続く。
    • 今見ているものに飽きたら、簡単に新しいものに切り替えられると尚良い。
web知人ベースのサービスの場合
    • 相手との上下関係があれば続く。(「この人すごい」「この人(達)面白い」みたいな。)
    • 今見ているものに飽きたら、簡単に新しいものに切り替えられると尚良い。
    • リアル知人ベースのサービスから、ユーザーを引っ張ってくることが出来ると強い。

web知人ベースのサービスは今後、新規利用者数を増やすことができるのか。

話が若干ごっちゃになっていますが、また話を切り替えてみます。集客のほうの話です。

どれだけ良いサービスを展開できても、新規利用者を増やしていけないサービスは微妙ですからね。

で、その観点から見ると、「twitter」「mixiアプリ」「ニコニコ生放送」の3サービスを並べた際、一番すごいな、と感じるのは「mixiアプリ」です。

それは、リアルでも関係がある知人と、web上に楽しむサービスだからです。これが一番多くの(稼働率が高い)ユーザーを集められますし、さらにwebコミュニケーションに抵抗がない人は、ディープなゲーム(ブラウザ三国志とか)も利用してくれる。

だからこそ、リアルからの導線が弱い、「twitter」「ニコニコ生放送」は、今後利用者を増やしていくことができるのかが若干疑問ですね。

どちらも、普段リアルでは知らない人と触れあおう!という風潮が強いと思うので、ユーザーに利用させ始めるまでが非常に難しい予感。楽しみ方が分かれば、サンシャイン牧場なんかより100倍面白いんですけどね。

半年ROMれ

結局、web知人ベースのコミュニティというのは、
「よくわからない」「難しい」「怖い」
なのです。

mixiアプリ」は、リアルから導線が強いため、そういった抵抗をほぼ感じずに始めることができるのですが、「twitter」「ニコニコ生放送」といった他のサービスはこの障壁と戦っていかなくてはいけません。

じゃあどうすれば良いのかというと、それはユーザーにROMらせることだと思います。

某巨大掲示板のルールの一つ「半年ROMれ。」ですが、事実webベースのコミュニティを理解するには、半年ぐらいそのサービスを眺め続ける必要があると思います。

なので、半年間眺め続けても飽きないほどのコンテンツ量と、コンテンツの見せ方をできるのかが今後のポイントになるんじゃないでしょうか。


・・あ、ニコニコ生放送はそういう意味で、ニコニコ動画っていう入り口を持っていますね。
twitterはどうなのかなー。厳しいんじゃないですかね。