概念的、携帯SEOまとめ。

携帯サイトをインデックスさせる方法まとめ

http://d.hatena.ne.jp/moba13/20080416

を若干書き直しました。
もう一年近く前のエントリーなんですね。汗

大きな変更はなく、サイトマップ部分の追記だけ行いました。

当時、サイトマップ上でモバイルサイトですよ!と、
宣言する方法が存在しなかったものですから。


記事修正ついでに、
携帯SEOについて個人的まとめ。
  1. PCSEOと携帯SEOの基本的概念は同一。
  2. でも携帯はまだ荒削り。
  3. PCで強いサイトは、モバイルでも強い。
  4. モバイルロングテールは存在する。
  5. 携帯はリファラが取れないというのは、半分本当。半分嘘。
  6. テクニックの前に、コンテンツが大事。
  7. コンテンツがある方は、モバイルヤフーカテゴリ登録で十分では?
  8. 上位サイトをPCyahooで「link:」検索すると、だいぶ現実が見える。
  9. モバゲー検索/エフルート検索 も基本的な概念は同じ。(気がする。)

以上まとめ。以下詳細。

PCSEOと携帯SEOの基本的概念は同一。


GoogleとYahooがメインの相手。
携帯サイトといえど、webサイトはwebサイト。

この二言で大体説明は足りるのかと思います。


携帯SEOの文献をいくつか見てわかるとおり、
PCSEOと違うことというのは特にありません。

携帯だから気をつけること(クローラーをブロックしないようにしましょう。とか。)、
というものは存在するわけですが、基本的対策というのは、内部対策と外部対策。

それが同一なのであれば、施工に大きな違いが生まれるわけもありません。


携帯SEOに関して細かいルールは学ぶことは大事ですが、
「木を見て森を見ず」にならないように気をつけていくべき、ということ。

改めてPCSEOの良書を開き、
SEOをというものを改めて確認するのが一番大事かもしれません。


でも携帯はまだ荒削り。


まだ年数が少ないという理由と、
もともと携帯はクローズなメディアだという理由で。


各種携帯検索エンジンアルゴリズムは、
現状ころころ変わるものであり、それはつまり運営元がデータを積み重ねているということ。

しばらく安定しないのは、致し方ありません。
携帯検索エンジンが多くの人に利用されるようになってきてから、
1年ちょっとしか経ってないのですから。


また、携帯サイトはそもそも内容をオープンにしていません。

コンテンツを商品として販売している市場である以上、
商品をオープンにしてしまったら商売が成り立たないのですから当然です。

そうなると必然的に、サイト運用年数であったり外部リンクあたりを、
重点的に見ていくことになると思うのですが、それだとスパム対策をどう行うのか。

そのあたりがアルゴリズムの設定として難しいのでしょうね。


PCで強いサイトは、モバイルでも強い。


ある種一番わかりやすいルールかもしれません。

PCで高い評価を受けているのだから、
優良なモバイルサイトでもあるのだろう、という考え。

http://PCで上位表示しているドメイン/m/
みたいなサイトが上位表示しているのが、よく見受けられます。


・特定のフォルダは、モバイルサイトであると検索エンジンに認識させること。
・PCサイトとモバイルサイトの内容に関連性を持たせること。

これができていれば、自ずと結果は出てくるはず。


特にgoogleがこの思想であるのかなと。


携帯はリファラが取れないというのは、半分本当。半分嘘。

無料携帯アクセス解析について

http://d.hatena.ne.jp/moba13/20080501

程度のことで、4分の1〜2分の1ぐらいリファラは把握できます。

URLデコードをしたり、という手間が生じることもあったりで、
なかなか手間なものですが。


モバイルロングテールは存在する。


上の項目ができていれば、わかるはずです。

リファラが取れれば複合検索も多いということを、
実際に確認することができます。

3語複合で検索してくるユーザーも、それなりにいます。
エンタメ系ジャンルの場合、その傾向が強いのかな、と。

テクニックの前に、コンテンツが大事。


現状、スパム的行為で上位表示しているサイトもたくさんあるわけですが、
最終的に強いのは、オリジナルコンテンツをクローラーに見やすい形で公開しているサイトです。

これについては、PCSEOの歴史を振り返って見るのが一番でしょう。

フッターに隠しリンクをたくさん貼ってサイトや、スパムブログ
以前PCにもたくさんありましたよね?ということ。


コンテンツがあるサイトは、モバイルヤフーカテゴリ登録で十分では?


なんだかんだ一番簡単に上位表示する方法なわけです。

でも最近は、カテゴリ登録サイトが増えてきて、
モバイルヤフカテに登録されたけれど10位以降、みたいなサイトも増えてきましたね。

そういったジャンルで勝負をするというときにだけ、
テクニック的施工が必要になってくるでしょう。


サイトを作る前の事前リサーチというものが、今後より大事になってきますね。
(PCと同じように。)


上位サイトをPCyahooで「link:」検索すると、だいぶ現実が見える。


ビックキーワードや、競争の強いジャンルで特に顕著です。

http://search.yahoo.co.jp/search?p=link%3Ahttp%3A%2F%2Fmelody2.mi4.jp%2F&ei=UTF-8&fr=top_ga1&x=wrt
だとか、
http://search.yahoo.co.jp/search?p=link%3Ahttp%3A%2F%2Fidolwalker.net%2Futamelo%2Fcountdown%2F&ei=UTF-8&fr=top_ga1&x=wrt
だとか。

百聞は一軒にしかずといいますが、
数十サイトのリサーチをするだけで、携帯SEOプレイヤーの強さが見えてきます。


モバゲー検索/エフルート検索 も基本的な概念は同じ。(気がする。)


サイトを評価する基準なんてものは、
一番最初に触れたとおり大して違わないわけです。

実際に、Googleで上位表示しているサイトは、モバゲーでも上位表示している、
なんてこと多いです。





駆け足になってしまいましたが、こんなところで。

また気が向いたときに追記していきます。